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続・Hさんからの手紙

Hさんからの手紙はいつもノートの切れ端に鉛筆書き。
内容は、家族のこと、趣味のこと、好きな食べ物のこと、
看護婦の"玉緒"さんのこと、昔の切手集めのこと、
競艇のこと、妹の長男のお尻におできがあること、
そして自分の病気のこと。
とにかく自分の近況や興味のあることを、
書き連ねるというよりは、殴り書きといった勢いでした。
私のほうもそれに合わせて、高校や大学での出来事に始まり、
現在の仕事や趣味のことについて少しずつ書き送っていました。
こういう手紙のやり取りが月に1回、半年ほど続いたころ、
ちょっと気になる反応がありました。
私が、結婚して子供が2人いるということを書いたところ、
次の手紙の中で、何度も"うらやましい"という言葉が出たのです。
さらに、近々広島のほうに旅行するので、
半日ほど時間をとって会ってほしい、とも。
戸惑いもあったし、平日の昼間に半日も時間をとることはできないので、
遠まわしに断りの返事を出したところ、
それっきり手紙が来なくなりました。

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